よくある質問
Q1. 風車とインバーター盤との距離について制約はありますか。
制限はありません。
線の太さが太くなっていきます。
Q2.風車を風がないときでもモーターでまわすことは可能でしょうか。
まわすことが可能な場合はどのような仕組みでまわすことができるのか
モーターで回すことはできません。
もし、モーターで回したいというご希望がありましたら、別途費用がかかりますが
開発可能です。
Q3.風車の羽根及びタワーの材質はなにか(塩害に耐えられるか)
ブレードはGFRPでできています。塩害による影響はありません。
タワーはスチール製ですが、溶融亜鉛メッキされていますので塩害による心配は
ほとんどありません。
しかし、ブレード、タワーその他のヶ所において塩分がひどく付着したままの場合は、
何らかの問題が発生します。通常このような場所で使用する場合は、定期的に
水道の水で塩分を洗い流す必要があります。
Q4.発電機の出力電圧が3Ф400Vとなっているが3Ф200Vに変更は可能か
三相400Vを三相220Vに変更できます。
特別な費用はかかりません。
Q5.風力発電機の場合、風が一定ではないのでシステム的には蓄電池が必要か
必要ありません。
Q6.パワーコンディショナー盤と蓄電池盤の寸法を教えてください(屋外型)
パワーコンディショナー盤の寸法は、メーカーによって異なります。
大きさも各社異なっています。だいたい、床面70cm×60cm 高さ40〜140cm
位の中に収まります。
蓄電池盤は、系統接続の場合、必要ありません。
Q7.パワーコンディショナー盤と蓄電池盤は一体にできますか
項目7のBOXと当社のAPCのBOXをひとつのBOXにおさめます。
蓄電池盤は、系統接続の場合、必要ありません。
Q8.風車、盤機器の耐用年数及び保守点検事項を教えてください
メインパーツの耐用年数は、20年を目標としています。20年というのは大変長い
年数ですから部分的に交換しなければならない消耗パーツがあります。
それらの交換と定期メンテナンスを行う必要があります。
保守点検は当社で行えます。費用は別途お見積いたします。
Q9.風車の騒音はどのくらいですか。
騒音データーの測定方法はどのように測定したのかも併せてお願いします。
別紙のとおりです。
騒音計を移動させて測定します。
Q10. 近くに住宅地がある為低い周波数だと騒音による苦情が心配なのですが
今回の風車の周波数は何ヘルツの中で駆動しているのか教えてください。
風車のノイズはブレードから発生するものと、ナセル内から発生するものとに大別
されます。
A10のブレードは1分間に60回転します。3枚のブレードがタワーを横切る時の
ノイズは60rpm×3=180rpm 180rpm÷60秒=3回/秒となります。
従って3Hzです。
ご質問の駆動周波数はという事ですと、このような回答になりますが、実際のブレ
ードのノイズ発生メカニズムは複雑で、空気がブレードを流れる時に発生するうず
等によってノイズが発生します。実際にはいろいろな周波数成分を含んでいます。
Q11. 今回の計画では太陽光と風力とを高圧キュービクルでの系統連系をとる計画になっ
ています。電力と協議しましたところ風力と系統連系するパワーコンディショナー盤
内の連系保護装置は認証品としなくてはいけないということなのですが、
今回の盤は認証品でしょうか
パワーコンディショナーで風力発電機用の10kwの認証品は現在市場にないと
思います。
今後、パワーコンディショナー製造の大手メーカー各社が認証を取得していくと思
いますが、それまでの間は電力会社と個別協議となります。
認証を取得した製品と、していない製品の個別協議での違いは、提出書類の量
と説明時間のようで、特に問題はないようです。