よくある質問
Q1.なぜ伸縮させるのですか
風は、地上よりも上空の方が吹いています。
そのため、風を多く取り込むために、タワーの高さが必要になります。
地上で風が強い時には、上空では当然のことながら地上以上の風が吹いています。
風が強い時には、風力発電機を高い位置に上げなくても十分な発電をすることがで
きるわけですから、風力発電機を高い位置に上げておいて、タワーや風力発電機を
消耗させる必要がないわけです。
強風の時は、風力発電機の位置を下げて(発電に必要な風速を確保できる場所で)
おけば、近隣の方に安心感を与えられます。
Q2.どのように伸縮させるのですか。
ワイヤー方式で、専用ウインチで昇降させます。
Q3.風が強くなると自動的に降りるのですか。
風力発電機に接続した風速計のデーターをコンピューターに取り込みます。
そのデーターを基に、安全な高さに風力発電機を降下させるプログラムになっていま
す。
Q4.タワーの型式は、三角形トラスとなっていますが円柱に変更可能か
円柱に変更可能です。
円柱を使用した場合、円口径が小さいので大型機のように中を登り降りすることは
できません。従って、円柱の外形に昇降用のステップが必要になります。
メンテナンスの際、タワーに比べて作業性が悪いので、この他 いろいろな工夫が
必要になります